Big4の一角で、攻めと守りの両輪でクライアントの成長をドライブする少数精鋭のグローバルファーム

就活情報

選考フロー

各選考フローの概要とポイント

  • ES
    i. 聞かれた内容
     1. コンサルティング業界を志望する理由をご記入ください(400字以内)
     2. KPMGコンサルティングを志望する理由をご記入ください(400字以内)
     3. 自己PRをご自由にご記入ください(何かご自身でやり遂げた経験を具体的に記入してください)
     (400字以内)
    ii. ポイント
     1. 自己PRで記入する自分の強みと、KPMGの求める人物像を一致させる
      選考通過時に自己PRに関してのみ個別にコメントをいただける。そのため、KPMGはESの中で自 
      己PRを最重要視して評価していると考えられる。求める人物像と自身の強みが一致していること
      をアピールする必要がある。
  • Webテスト
    i. 形式
     1. 所要時間:約90分
     2. 会場:オンライン
    ii. 種類
     1. 玉手箱
      a. 計数
      b. 言語
      c. 英語
      d. パーソナリティ
    iii. ポイント
     1. 事前にWebテストの練習を積んでおく
      他社コンサル選考に比べて、Webテストの通過率は低い印象である。そのため、玉手箱を受ける
      ことができる企業の選考に参加するなどして、十分に準備をして臨むほうが良い。
    i. 形式
     1. 所要時間:1週間
     2. 会場:オンライン
    ii. 設問
    特定の企業をクライアントとし、設問に沿って提案を述べる形式である。文字数の制限はない。設問内容は、選考実施時期によって異なる。
     1. 2022年6月中旬ver(One Carrerより)
      a. あなたが現在関心のある日本企業を1社選択せよ(コンサルティング会社以外)
      b. 参考資料で説明されている「ネットゼロ実現のための5つの柱」から、設問1で選択した企業
       が最優先で取り組むべきと考える行動を一つ選択し、2030年までの行動計画を検討し、できる
       限り具体的に説明せよ
     2. 2022年11月中旬ver
      a. あなたが現在関心のある日本企業を1社選択せよ(コンサルティング会社以外)
      b. 参考資料③の1ページ目で説明されている「DXMO標準化モデル」における「DX戦略モデル」
      「DX戦略/人材モデル」「DXソリューション/プロセスモデル」の3つのモデル項目から、設問1で
       選択した企業が最優先で取り組むべきと考えるモデルを1つ選択し、この先3年間の行動計画を
       検討し、できる限り具体的に説明せよ。その際、当該企業の現在の状況を整理し、なぜその行
       動が最優先事項となるのかについても必ず付言すること。
      c. 参考資料③の1ページ目に記載されている「DX推進時に陥りやすい状況と改善の方向性」の図
       を踏まえ、設問2で検討した行動計画の実現における課題を洗い出したうえで、各課題の対応
       優先度を評価し、その理由を説明せよ。また、最優先で対応するべきと評価した課題の解決策
       について、できる限り具体的に説明せよ。※既に提示されている課題に加えて網羅的に課題を
       洗い出すこと
    ii. ポイント
     1. 期限内に自分の考えをまとめ上げる
     「コンサルタントは、最後の最後まで難しいテーマについて考え抜く”思考の持久力”が求められる
      仕事」(選考通過メールより)である。そのため、難しいテーマにタイトな納期が設定される中
      でも、自身の考えをまとめてアウトプットすることが求められていると考えられる。
     2. 他者が理解できる文章になるように、修正を加える
      提案内容のロジックが成立しているか、伝えたい内容が相手に伝わるか、などは自分だけでは判
      断することが難しい。そのため、期限に余裕をもって完成させ、他者に添削をしてもらうことが 
      大切である。
  • オンラインケース
    i. 形式
     1. 所要時間:110分(時間配分はii参照)
     2. 会場:オンライン
    ii. 内容
     1. 特定の市場に対する提案内容考案
      a. 注力する市場のサブセクターを提示された選択肢から選択(5分)
      b. 取るべき方向性を提示された選択肢から選択(5分)
      c. 以下内容に関する説明(動画撮影、20分)
       i. aで選択したサブセクターにはどのようなステークホルダーが現れるか
       ii. 今回提案するコンサルティングにおける、 c-iであげた各ステークホルダーの課題は何か
      d. 具体的な提案内容の説明(動画撮影、30分)
    ※動画は全て取り直しが可能であった。
     2. 日本語資料の読解(15分)
      提示資料を読み、本文内容と一致している選択肢を全て選択する。
     3. 英語資料の読解(20分)
      提示資料(英語)を読み、本文内容と一致している選択肢(英語)を全て選択する。
     4. Excelを使用したグラフ作成(15分)
      提示資料の中から情報を選び、求められた内容が示せるようなグラフを作成する。以下は実際に
      作成したグラフである)
    iii. ポイント
     1. 対策方法について
      a. 英語の読解
       i. ある程度は英語の文章に触れておく
       ii. Adobeの単語検索機能を駆使する
      膨大な資料の中から、特定の内容について正誤を判断しなければならない。そのため、単語検索
      機能を駆使して情報がある場所に目星をつけるなどして、情報を探すための時間を短縮する必要
      がある。
      b. 資料の作成
       i. ある程度はExcelの操作に慣れておく
       ii. ネットでどのように調べれば作りたいグラフが作れるのかがわかる程度の知識をつけておく
      テストであっても自由にネット検索をすることができるので、テーマにあったグラフの作成方法
      がわからなければ調べることができる。
     2. テスト当日の注意点について
      a. 必ず制限時間内に提出する
      制限時間は受験者が管理しなければならない上に、制限時間を超過した場合には内容の出来にか
      かかわらず不合格となる。ただし、動画撮影を含む全ての設問に回答しなければ提出ができな
      い。そのため、提案を考える時間がなく動画撮影が難しい場合でも、時間がなくて十分に考えら
      れなかった旨を伝える動画を撮影するなど、柔軟に対応する必要がある。
  • GD
    i. 形式
     1. 人数:面接官1人、学生6人(1ディスカッションあたり)
     2回のディスカッションが行われる。2回目のGDメンバーは、1回目GDで同じグループだった学生3
     人と、他のグループの学生3人と合わさる形で構成されていた。
     2. 所要時間:60分
     3. 会場:オンライン(Microsoft Teams)
    ii. ポイント
     1. 事前にテーマが提示されるため、それに関する知見を深めておく
      a. 選考案内のメールにGDのテーマについての動画が送られてくるので、視聴する
      b. GDのテーマに関するKPMGのレポートを読む
      c. GDのテーマに関する動向を検索し、どのように応用できるか考えておく
     2. 聞かれている問いと、求められている答えが何か明確にする
     3. 他者の意見を柔軟に受け入れる姿勢を見せる
      他社選考と比較して、GDの構成・内容上対立が生じやすかった。そのため、相手の意見を柔軟に
      受け止めて、議論を進めていく心構えが一層必要である。
    iii.お題
  • 一次面接
    ケース面接と人物面接がある。ただし、ケース面接よりも人物面接が重視される傾向があるようで、ケース面接は短時間で軽めに行われることが多い。また、ケース面接が行われず、人物面接のみ行われる場合もある。
    i. 形式
     1. 人数:面接官1人、学生1人
     2. 所要時間:45分
      a. 人物面接:20分
      b. ケース面接:10分(思考時間は3〜5分)
      c. 逆質問:15分
     3. 会場:オンライン(haruaka)
    ii. ケース面接お題
     1. (部活動に関連して)日本における競技人口の推定
     2. ある業種の年間売り上げの推定
     3. 日本国内のIT製品の数推定と家電量販店の売上向上施策
    iii. 人物面接内容
     1. 自己紹介
     2. 学生時代に力を入れたこと
      a. 取り組みの中で大変だったことは何か
      b. どのような役割を担っていたのか
      c. 他者(先輩や同期)からどのような人だと言われるか
     3. 志望動機
      a. なぜコンサルタント
       i. 他の業界は考えなかったのか
       ii. コンサルタントは嫌われることも多いが大丈夫か
      b. なぜKPMG
       i. 他のファームの方があなたの希望するキャリアを描けるのではないか
     4. 逆質問
    iv. ポイント
     1. KPMGの志望動機を手厚く準備しておく
     面接時間のうちかなりの時間が、KPMG志望動機の深掘りに費やされた。KPMGへの熱意をアピー
     ルできるように準備しておくと良い。
  • 最終面接
    i. 形式
     1. 人数:面接官1人、学生1人
     2. 所要時間:60分
     3. 会場:オンライン
    ii. 質問
     1. 自己紹介
     2. 志望動機
      a. なぜコンサルタント
       i. 今後のコンサルティング業界の動向をどのように考えるか
      b. なぜKPMG
       i. 他のBIG4と比較した際のKPMGの強みは何か
       ii. 入社後は何がしたいか
     3. 逆質問
    iii. ポイント
     1. 志望度の高さをアピールするため、特に以下2点に重きを置いて準備する
      a. 逆質問
      面接時間のうちほとんどが逆質問に当てられたケースがあるようである。そのため、やる気や志
      望度の高さをアピールできるような逆質問を十分に用意しておくとよい。
      b. 長期的なキャリアプラン
      入社後に取り組みたいことについて、かなり深掘りされるようである。そのため、KPMGでどの
      ようなキャリアを歩んでいきたいのか、十分に用意した上で面接に臨むのが良い。関わりたいプ
      ロジェクトについて具体的に説明を求められることもあるため、実際のプロジェクトを参考にし
      ながら、キャリアプランを考えることが重要である。なお、長期的なキャリアプランと、コンサ
      ルタントやKPMGの志望同期に一貫性があればなお良い。

求められる人物像

  • Our Values
    i. Integrity:誠実に行動する
    ii. Excellence:自己研鑽を重ね、高品質なサービスを提供し続ける
    iii. Courage:正しいことを追求し、新たな価値創造に果敢に挑む
    iv. Together:互いに尊重し合い、多様性を強みに変える
    v. For Better:未来を見据え、社会の発展に寄与する
  • ”人間力”
    i. 年齢の離れた経営層クラスの方とも臆せず対話できるコミュニケーション力
    ii. 失敗しても人のせいにせずチャレンジを続けるタフネス
    iii. 常に新しいことを貪欲に吸収しようとする好奇心

企業情報

主要事項

  • 資本金:1億円
  • 従業員数:1,420名(2023年1月1日現在)
  • 本社所在地:千代田区大手町1丁目9番7号大手町フィナンシャルシティサウスタワー

理念

  • パーパス
    Inspire confidence. Empower change.(社会に信頼を、変革に力を)
    i. 社会からの期待に応える業務を通じて自らの責任を果たし、すべての重要なステークホルダーから 
     信頼に値すると認められる存在であり続けなければならないと考えています。
    ii. 現代社会の環境は日々変化し、新しい技術や新しい価値観が生まれ続けています。その変化のスピ
     ードは速く、複雑で、影響範囲も広範かつ深くなっています。こういった環境下でチャレンジし続
     ける社会・クライアントの「変革」の実現に向けて、力になることを使命としています。
  • バリュー
    i. Integrity:誠実に行動する
    ii. Exellence:自己研鑽を重ね、高品質なサービスを提供し続ける
    iii. Courage:正しいことを追求し、新たな価値創造に果敢に挑む
    iv. Together:互いに尊重しあい、多様性を強みに変える
    v. For Better:未来を見据え、社会の発展に寄与する

業務内容

  • 攻めと守りの両輪でクライアントの成長をドライブする
    i. 攻め:企業の成長や事業モデルの変革をサポートする「マネジメントコンサルティング」
     1. ビジネストランスフォーメーション
     企業の目標達成に向けた継続的な競争優位の確立を支援したり、より付加価値の高い経営管理情報
     を提供したりすることで、企業の変革・成長を支援する
     2. テクノロジートランスフォーメーション
     独自のアセットを最大活用し、日本企業のDXをさらに加速させ、組織全体の変革のステージが最終
     段階へ到達するための様々なプロジェクトを支援する
    ii. 守り:企業の成長をより確実で持続可能なものにする「リスクマネジメント」
     1. リスク&コンプライアンス
     経営に寄与するような内部監査の発展をサポートするとともに、海外事業や買収先企業を含むグル
     ープ全体のリスク対応力工場に寄与する各企業の最適な内部監査態勢の確立・高度化を支援する

強み・特徴

  • 強み
    i. 中立性
     1. 複数の選択肢・オプションを中立的に提案し、クライアントに真摯に寄り添い、真摯にクライア
      ント目線で正しい解決方法に導いていく
    ii. リスク観点
     1. さまざまな業界に潜むリスク、リスクマネジメントやサイバーセキュリティー、各国の法や規制
      の他、成長著しいデジタル分野でのリスクに対応していく
    iii. グループ力
     1. グローバルネットワーク、グループケイパビリティを活かした業務改革力を発揮し、各エンティ
      ティの枠を超えた真のOne Firmによる社会へのインパクトを創出していく
     2. 143の国と地域に約265,000名を擁するプロフェッショナルファームのグローバルネットワークを
      持つ
    iv. デジタル
     1. クライアントの潜在的な課題解決・競争力強化のため先進技術により、更なる成長を支援し、中
      立性を持って先進的なデジタルテクノロジーを調達・提案・編み込みを実践していく
  • 特徴
    i. 組織が若く、会社をクリエイトしていくフェーズにある
     1. KPMGジャパンは2014年に誕生し、新Big4の中では最も小規模
    ii. 風通しの良いカルチャーがある
     1. 互いをリスペクトし合う意識
     2. オープンな交流を大切にする社風
     3. 個人的な相談事にも親身にのってくれる環境

参考

  • 「Purpose」 KPMG HP
    https://kpmg.com/jp/ja/home/careers/purpose.html
  • 「提供サービス」 KPMG HP
    https://kpmg.com/jp/ja/home/about/kc/kc-service.html
  • 「KPMGコンサルティングの強み」 KPMG HP
    https://kpmg.com/jp/ja/home/about/kc/company-advantage.html#:~:text=KPMG%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%AF%E3%80%81%E5%85%A8%E7%A4%BE%E6%88%A6%E7%95%A5,%E3%82%92%E9%80%B2%E3%82%81%E3%81%A6%E3%81%BE%E3%81%84%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
  • 「基本理念」 KPMG HP
    https://kpmg.com/jp/ja/home/about/azsa/principle.html
  • 「新卒の方に向けて」 KPMG HP
    https://recruit.kpmg-consulting.jp/business4.html