Big4 の中で近年急速な成長を遂げている海外連携が強いファーム(Big4 とは、世界四大監査法人に属しているコンサルティングファームの総称)

就活情報

選考におけるポイント

  • 募集職種(ビジネスとテクノロジーは併願不可)
    i. ビジネスコンサルタント
    ii. テクノロジーコンサルタント
    iii. 戦略コンサルタント
    iv. M&A フィナンシャルアドバイザリーコンサルタント
  • インターン
  • ES
    ① お題
     a. 大学/大学院での専攻、及び過去の経験を元に、EYSC(EY ストラテジー&コンサルティング)で
     どのような貢献ができるか記述してください。(400 字以下)
     b. あなたのキャラクターがよくわかる過去のエピソードについて記述してください。(400 字以下)
     c. コンサルティング業界または EY に興味を持った理由について記述してください。(400 字以下)
    ② ポイント
     a. ロジカルに、かつ論理の破綻がないように気を付けること。400 字と意外と短いので、削れる箇
     所はしっかりと削って、伝えたいことをまとめられるように意識する。
  • Web テスト
    ① 形式
     a. 玉手箱 (言語・計数・性格)
    ② ポイント
     a. 他社の選考で慣れる。
  • 面接(トータル 30 分)
    ① 形式
     a. 人数:面接官 1 人:学生1人
     b. 所要時間:30分(人物面接、フェルミ、逆質問が各10分)
     c. 会場:オンライン
    ② お題(志望理由)
     a. 自己紹介をしてください
     b. 学生時代に力を入れて取り組んだことは何か
     c. コンサルティング業界を志望する理由はそのなかでも EY のどこが魅力的か
    ③ お題(フェルミ推定)
     a. 日本の大学受験生の数を推定せよ
     b. 電子書籍の市場規模を推定せよ
     c. 日本のコーヒー消費量を推定せよ
    ④ ポイント:個人面接は、聞かれる内容は非常にオーソドックス。基本的なガクチカや自己紹介、当社の志望理由の対策をつめておけば突破できるだろう。フェルミ推定においても、基本的な考え方を固めて何度も壁打ちしておけば、当日に焦ることもないと思う。
  • Job4days
    ① 形式
     a. 人数:30人ほど(1チーム4-7人)
     b. 所要時間:4日間
     c. 会場:東京オフィス
    ② 詳細
     a. テーマ:新規事業立案、課題解決グループワーク
     b. ワークの手順:ワークフロー設計、初期情報インプット、仮説立案、仮説検証、社員へのアップ
      デート、仮説修正、発表
    ③ ポイント
     a. 4 日間という長い期間で最後まで集中すること。二日目と最後の日に社員との 1on1 面談があ
      り、二日目に指摘された不足な点はそれからワークで改善されたかがチェックされる。成績優秀
      者はその後の選考に呼ばれる。
  • 電話面接⇒最終面接 or フィッティング面談⇒最終面接
    ※Job の出来次第でフローに変更あり、大半がフィッティング面談ルート
  • 最終面接:パートナー面接×人事面接
  • 本選考(24 卒冬時点)
  • ES
    ① 大学/大学院での専攻、及び過去の経験を元に、EYSC(EY ストラテジー&コンサルティング)でど
     のような貢献ができるか記述してください。(400字以下)
    ② あなたのキャラクターがよくわかる過去のエピソードについて記述してください。(400 字以下)
    ③ コンサルティング業界または EY に興味を持った理由について記述してください。(400 字以下)
  • Web テスト
    ① 形式
     a. 会場:オンライン
    ② 種類
     a. 監視型 SPI (言語・計数・性格)
    ③ ポイント
     a. テストセンターなので事前に他の企業で受けておき、使いまわせるようにしておく、あるいは市
      販の参考書で練習する。
  • GD(35 分)
    ① 形式
     a. 人数:面接官1人、学生6人
     b. 所要時間:35分(議論20分、発表5分、その他説明等)
    ② お題
     a. 外国人観光客を増やすための施策
     b. コロナで打撃を受けた航空会社のリバイバルプラン
     c. 外国人留学生が日本で働いてもらえるようにするための施策
    ③ ポイント
     a. 最初に長文で GD のお題が提示される。よって、映された瞬間に手早くメモをとっていくこと。
      最後の質疑応答で何か発言できるとなおよい。
  • 面接(トータル 30 分)
    ① 形式
     a. 人数:面接官1人、学生1人
     b. 所要時間:30分(志望理由、フェルミ推定、逆質問各 10 分)
    ② お題(志望理由)
     a. 自己紹介をしてください
     b. 学生時代に力を入れて取り組んだことは何か
     c. コンサルティング業界を志望する理由は
     d. そのなかでも EY のどこが魅力的か
    ③ お題(フェルミ推定)
     a. 結婚式場の市場規模の推定
     b. マクドナルドの 1 日の店舗の売上高推定
     c. 電子書籍の市場規模推定
     d. 恵比寿のゴルフレッスンの市場規模推定
    ④ ポイント
     a. 個人面接は、聞かれる内容は非常にオーソドックス。基本的なガクチカや自己紹介、当社の志望
      理由の対策をつめておけば突破できるだろう。フェルミ推定においても、基本的な考え方を固め
      て何度も壁打ちしておけば、当日に焦ることもないと思う。
  • GD:ロング GD(75 分)
    ① 形式
     a. 人数:面接官 1 人、学生6人
     b. 所要時間:2 時間(議論 75 分)
    ② お題
     a. 「サッカーW 杯で 2050 年までに日本が優勝するにはどうすれば良いか」
     b. 外国誘致企業に向けたターゲット策定、戦略具体化(対官公庁)
    ③ ポイント
     a. GD のお題は長いものが多く、その時の時事テーマに絡んだ問題が出題される。ロング GD とい
      うことで委縮してしまうかもしれないが、基本的な前提確認→現状分析→課題特定→施策出し→
      施策評価のプロセスを踏めることがここでも大切。選考においてグループワークが課される割合
      が高い。
     b. GD 後の面接では、GD で自分がどんな役割でバリューを出せたかが深堀される。最後の質疑応
      答で、学生からの質疑応答に受け答えする&自身も他のグループの学生に質問することを心がけ
      る。
  • 最終面接(パートナー40 分・人事 20 分)
    ① 形式
     a. 人数:面接官 1 人、学生 1 人
     b. 所要時間:60 分(パートナー40 分、人事 20 分)
     c. 会場:東京オフィス
    ② お題(パートナー)
     a. 自己紹介をしてください
     b. 学生時代に力を入れて取り組んだことは何か
     c. コンサルティング業界を志望する理由
     d. EY に入ってから何をしたいか?
     e. なぜそれをしたいか?
     f. 最初の自己紹介で聞かれたことを少し深堀(例えば、大学での研究内容やサークル活動など)
     g. どのようなコンサルタントになりたいか?
     h. コンサルタントに必要な素質は何か?逆質問
    ③ お題(人事)
     a. 雇用形態
     b. 健康状態の確認
     c. 就職活動の状況
     d. 逆質問
    ④ ポイント
     a. パートナー40 分が一般的な個人面接で人事面接は雇用形態の確認などの事務的な質問をされた。
     b. EY に入って何をしたいか?を具体的にイメージできているかどうかが一貫して見られていると感
      じた。ガクチカや「なぜ EY?」といったことはあまり聞かれなかった印象。事前に HP を見てど
      ういったプロジェクトを過去に行ったのか?や、OB 訪問でどういったプロジェクトがあるか聞
      いておくと答えやすい。

求められる人物像

  • 問題解決力
    常にクライアントに寄り添い課題解決にこだわりをもつ真のコンサルティングマインドを持っている人材。
  • 協調性
    EY ではグローバルで同一の KPI が置かれているため、必然的に多くの人と関わり業務を遂行しなければならない。そこで特にチームワークや協調性に優れた人材が好まれる傾向にある。
  • カルチャーフィット
    BBWW (Building Better Working World) に共感できるか。EY は Big4の中で初めて Purpose Statement(ファームの存在意義を示す)を掲げたファーム。BBWW というパーパスの実現を常に意識し、その実行に真剣に取り組めるか。

企業情報

基本情報

  • 資本金:4 億 5 千万円(2023 年 4 月 1 日時点)
  • 従業員数:3,897 名(2023 年 4 月 1 日時点)
  • 本社所在地:
    〒100-0006 東京都千代田区有楽町一丁目 1 番 2 号東京ミッドタウン日比谷 日比谷三井タワー
    TEL: 03-3503-3500 (代表)
  • ビジネス・リーダー(2023 年 4 月 1 日時点)
    i. 代表取締役社長 近藤 聡
    ii. 代表取締役 梅村 秀和
    iii. 代表取締役 ペーター・ウェスプ
    iv. 代表取締役 小池 雅美

業務内容

  • セクターとユニットの2軸編成:
    両者は常にコラボレーションすることで、複雑な企業課題に対応する

    i. セクター:クライアント企業の中にある課題を各領域の専門家が引き出し、各領域を超えたコラボレーション解決へ導く。
    ① コマーシャルセクター
    ② クロスセクター
    ③ 金融サービス
    ii. ユニット: ストラテジーやテクノロジーなどのコンピテンシーを軸にサービスを提供。
    ① ストラテジー&トランスフォーメーション
     各領域の専門家が、経営戦略からオペレーション領域の改革に至るまでの「経営アジェンダ」に向
     けた一気通貫のサービスと、予測不能な時代の転換期を背景とする「社会アジェンダ」の解決など
     新たな事業機会を提供。
    ② M&A
     クライアントのビジネスにおける M&A 等を用いた成長又は出口戦略の策定、適切な取引相手の発
     掘、売買対象の調査及び適切な価値の把握、取引相手との条件交渉などを行う。
    ③ テクノロジー
     テクノロジーの戦略策定から導入支援、エマージングテックの活用まで包括的に支援。急速に変化
     するテクノロジーを正しく適用し、企業の競争力を強化。
    ④ ピープル
     人事・組織変革戦略立案から組織・人材マネジメントの実践を支援。人を中心に考えることで企業
     価値の最大化に貢献。
    ⑤ リスク
     持続的な企業価の維持と向上を目指すクライアントに対して、様々なステークホルダーからの信頼
     を獲得するための経営方針とデジタル戦略に係るリスク対応について、実効性を重視したソリュー
     ションを提供。

EYSC (EY Strategy and Consulting)の特徴

  • ダイバーシティ、エクイエティ&インクルーシブネス(DE&I)を推進
    i. 多様なメンバーと共に、幅広い視野を持って働くことが出来る。
  • パーパス「Building a better working world(BBWW)~より良い社会の構築を目指して」
    i. BBWW (Building Better Working World) Japan とは「経済で社会平和を、日本から。」というパー
     パス。
    ii. EY は、Big4 の中で初めて Purpose Statement(ファームの存在意義を示す)を掲げたファー
     ム。“Building a Better Working World(より良い社会の構築を目指して)“という Purpose の実現
     を常に意識し、その実行に真剣に取り組んでいる。
    iii. 長期的な視点とグローバルな知見を基に、日本、および日系企業が世界を変える原動力となり、次
     世代に繋ぐグローバルスタンダードを形成し新しく豊かで先進的な社会を構築することを目指す。
    iv. Purpose を堅持していくための、中期的なファームの戦略や年次の計画立案のプロセスが Global
     と密接に連携する形で実行され、各プロフェッショナルの目標設定が、Global の市場で活躍するク
     ライアントにとって最適となるものとして設定されており国やサービスラインの境界が極めてい。
  • グローバルで拡大する社会課題の解決に向けたビジネスを提案・実行
    i. カーボンニュートラルへの変革
    ii. 経済安全保障サイバー
    iii. 地域医療連携の強化
    iv. スポーツデジタルソリューション
  • MBA 取得
    i. Hult International Business School と連携し、業務に従事しながらカリキュラムを受講。正規の
    MBA 取得が可能。

強み

  • テクノロジー領域の強化
    i. テクノロジー領域に特化した専門チームを複数設立し、デジタル技術を駆使して課題解決を行う。
    ii. RPA 導入によるビジネスの効率化
     RPA(Robotic Process Automation)とは、これまで従業員が行ってきた単純作業を PC 上のロボ
     ットに代替する技術。RPA 導入により定型的な業務が自動化され、企業により付加価値の高い領域
     に資金と人員を注力させることが可能に。
  • グローバル連携
    i. 150 か国に拠点、世界中各分野の専門家にチャット一つでアクセスできる程垣根が低い。

EYSC の社風

  • 協調性高い穏やかな社風
    i. チームワーク重視で、互いに尊重・協力し合う社風。若手の活躍が目立つ。
    ii. 海外連携が強いこと、ユニット規模で動くため人数が多いことから協調性を重要視している。

参考

  • “新卒採用”. EY Strategy&Consulting 新卒採用 HP
    https://www.eysc.jp/recruit/new/ (参照 2023-3-29)
  • ”ケイパビリティー“. EY Strategy&Consulting 企業 HP
    https://www.eysc.jp/recruit/si/ (参照 2023-3-29)
  • “代表メッセージ”. EY Strategy&Consulting 企業 HP
    https://www.eysc.jp/recruit/purpose/president.html (参照 2023-3-29)
  • “EY ストラテジー&コンサルティングの強みを解説|事業内容や社風から見る就活対策・企業研究”. Unistyle
    https://unistyleinc.com/techniques/1035 (参照 2023-3-29)