ワンプール制が特徴的な、日本発の総合コンサルティングファーム
就活情報
選考フロー
ベイカレントの本選考フローは以下のようになっている。
各選考フローの概要とポイント
各選考フローでのお題と対策ポイントを述べる。
- ES
i. 聞かれた内容
1. ベイカレント・コンサルティングの志望理由をご記入ください。(200文字以内)
2. 自己PRをご記入ください。(200文字以内)
ii. ポイント
1. 文字数が少ないこともあり、ESはそれほど重要視されないか。
2. 足切り要素は、一次面接の方が強いようだ。 - Webテスト
i. 形式
1. 所要時間:1時間程度
2. 会場:オンライン
ii. 種類
1. 玉手箱(計数・言語・性格)
iii. ポイント
1. 最終面接の後にもう一度監視型の玉手箱を解くことになるため、この段階で課される玉手箱はそ
こまで重要視されてないのではと感じる
2. ベイカレントはそこまで基準点が高いわけではなく、やはり一次面接で落ちる人が多いそうだ - 録画面接
i. 形式
1. 人数:1人
2. 所要時間:2分程度
3. 会場:1人
ii. お題
1. 志望理由(30秒〜1分)
2. 自己PR(30秒〜1分)
iii. ポイント
1. 撮り直しが何度でも可能
2. 内容自体はそれほど見られておらず、人柄や話し方を評価されている可能性が高い
3. ベイカレントでは後に営業部門に行くことになる人もいるため、その点も考えるとコミュニケー
ション力は重視されているのではないか - 筆記テスト
ベイカレでは、オリジナルの論述試験を行う。
i. 形式
1. 人数:1人
2. 所要時間:15分程度
3. 会場:企業オフィス
ii. お題
1. アイスランドのジェンダー指数が1位だが、それに関連して思うことを書け
2. ジョブ型雇用についてどう思うか
3. 岸田総理の分配と成長の政策についてどう考えるか
4. 女性のヒールやパンプスを強要する社会についてどう考えるか
5. JALが経営破綻から復活するために取った行動に対し賛成か反対か
6. 女性差別に関する〇〇という問題に対し、賛成か反対か
iii. ポイント
1. 2題出され、合わせて10分というタイトなタイムスケジュール
2. 文字数制限はないが、150-200文字目安で記述する人が多い
3. 基本的に時事問題をテーマに出題される
4. 対策方法としては、日々のニュースを見て自分の意見を持つことの習慣化 - 一次面接
i. 形式
1. 人数:面接官1人、就活生1-3人
2. 所要時間:1時間
3. 会場:対面
ii. 質問
1. 自己紹介
2. 自己紹介や経歴に沿った簡単な質問
3. 学生時代に力を入れたこと
4. 高校・大学の選択理由
5. 就活の軸と深掘り
6. 見ている業界や企業
7. 志望動機
a. なぜコンサルティング業界なのか
b. なぜベイカレントなのか
8. どんな社会人になっていきたいか
9. 逆質問
iii. ポイント
1. 筆記テストの後、そのまま面接が行われるようだ
2. 基本集団面接だが、学生の参加状況によって1:1になる可能性もある
3. 周りの学生の多くが筆記テスト・1次面接で落ちていたため、ここが鬼門であるとのこと
4. ベイカレはワンプール制だが、面接官から「聞き飽きた」と言われた人もいるそうなので、ワン
プール制以外に魅力に思っている点を持っておくことをお勧めする
5. 普段と同じように結論ファーストを心がけ志望動機のロジック確認は徹底的に行うことを勧める - ケース面接
i. 形式
1. 人数:面接官1人、就活生1人
2. 所要時間:50分程度(思考時間10分)
3. 会場:企業オフィス
ii. お題
1. ディズニーランドの売上向上施策
2. アパレルブランドの売上向上施策
3. ゴミのポイントを減らすには
4. (趣味を言ったら)その趣味の競技人口を推計してください
iii. ポイント
1. お題は決まっているわけではなく、面接官によってその場で決められることがあるようだ
2. トリッキーすぎる質問はそれほどなく基本的に売上向上と公共系が多い印象
3. 対策としては、自分の身の回りにある物事から連想できるケース・フェルミのお題を考えておく
べき - 最終面接
i. 形式
1. 人数:面接官1人、就活生1人
2. 所要時間:1時間程度
3. 会場:企業オフィス
ii. 質問
1. ベイカレント志望理由
2. コンサル志望理由
3. 就活軸
4. どのような成長を成し遂げたいのか
5. どんな仕事(プロジェクト)をしたいのか
6. ガクチカ
7. 逆質問
iii. ポイント
1. 逆質問の時間が面接時間の半分以上であることが多い。中には最初の自己紹介以後全て逆質問の
場合も。さらに逆質問の時間がメインの選考である可能性がある。構造的に項目を整理し、時間
が余ってしまうようなことは避けたい。
2. 社員から、最終面接後には通過可否を会議で審議していると聞いた。この最終面接には選考要素
がしっかりとあるので、気を抜かずに臨むべき。
3. 雑談ベースであることが多い。最終面接まで通過しているので、最低限募集要件にはマッチして
いるということになる。質問内容に対して論理的に一貫性ややる気をしっかりと見せることが大
事。 - 最終→内定の間にwebテストを行う場合もあるようだ。形式は玉手箱で、監視型だという。
場合によってはない場合もあるので、エントリー時に確認したい
求められる人物像
- 社会的に大きなインパクトを残せる仕事がしたい
i. ベイカレントのクライアント企業は、各業界を代表するリーディングカンパニーや政府機関。若手のうちから、大手のクライアントに対する課題解決の支援を行うことで、社会に大きなインパクトを与えることができる。 - 指示を待つだけでなく、自らの頭で考え、主体的に仕事に取り組める
i. コンサルタントの業務はトップダウンで仕事が下りてくる。自分に割り当てられたタスクだけでなく、プロジェクト全体を俯瞰的に見て、自ら主体的に動くことが求められる。 - 人とコミュニケーション取るのが好き
i. プロジェクトを成功に導くためには、クライアントとしっかりとコミュニケーションを取り信頼関係を築くの大変重要。人と話すのが好き!という方にはぴったりの仕事。 - 仕事も私生活も充実させたい
i. ベイカレントでは、健康経営の取り組みを積極的に行い、社員全員が活き活きと働ける職場作りをしている。【平均残業時間21時間/月、女性社員の産休・育休取得率100%、男性社員の育休取得率65%】
企業情報
主要事項
- 資本金:282百万円
- 従業員数:2,884名(2022年4月時点)
- 本社所在地:東京都港区虎ノ門1丁目23-1 虎ノ門ヒルズ森タワー9階
経営指針
- パーパス
i. Beyond the Edge
変化の一番先に立ち、次への扉をともに開く - ビジョン
i. あらゆる業界のリーディングカンパニーの成長に最も貢献している
ii. 付加価値を誰よりも追求している
iii. 未来を担う人材が集結している - バリュー
i. 現状維持は衰退を意味する
ii. 既成概念にとらわれない
iii. 公明正大、真摯な姿勢
業務内容
- 戦略策定から企画・実行支援まで総合的に支援
i. 戦略・業務・デジタル等のあらゆる領域において、ベストプラクティスの提示にとどまらず、クライアント固有の企業風土・価値観を共有して伴走する真のパートナーとしてコンサルティングを行う
強み・特徴
- DXコンサルティングの展開
i. 日本で「DX」という言葉が浸透する前から「デジタル・イノベーション・ラボ」という専門の組織
を立ち上げ、独自のDX方法論を確立するなど、DXコンサルティングの基盤固めを推進しており、DX
コンサルティングに強みを持つ - 現場に根差した、ハンズオン型のコンサルティングサービスの提供
i. 企画やドキュメントを提出するだけのコンサルティングではなく、お客様の右腕となり、現場で共
に汗を流し、成果を出していく事を重視している。現場力・実行力を重視するマインドが特徴 - ワンストップ&ニュートラルなコンサルティングを実施
i. コンサルティングから下流工程までワンストップで行う。また特定のハードやソフトに依存してお
らず、クライアントのニーズに応じてより良い製品を選択し、クライアントの利益を最大化できるよ
うソリューションを提供している - コンサルタント個々の希少性を高める「ワンプール制」
i. 業界やファンクションを横断する複雑で抽象度の高い課題への対応力を身につけることができる
ii. 異業種を経験することで、特定の業界の専門性をより高めることができる
参考
- ベイカレント HP(https://www.baycurrent.co.jp/)
- ワンキャリア(https://www.onecareer.jp/companies/96)
- アンビ(https://en-ambi.com/featured/750/)
- アクシスコンサルティング ベイカレントコンサルティング インタビュー(https://www.axc.ne.jp/introduction/interview/baycurrent/001/)
- その他企業説明会・選考体験から抜粋