自社独自のIT製品やIT技術を持ち、上流から下流まで一気通貫のサービス提供を行うコンサルティングファーム
就活情報
選考フロー
デジタルビジネスコンサルタントの本選考の選考フローは以下のようになっている。
各選考フローの概要とポイント
各選考フローでのお題と対策ポイントを述べる。
- ES
i. 聞かれた内容
1. あなたがIBMで成し遂げたいことについて、希望する職種を選んだ理由を含め、具体的に記述し
てください。(500文字以下)
2. チームや組織の枠に捉われず、他者を巻き込むことによって何かを成し遂げた経験について、そ
の過程で学んだことを踏まえ、結果を含む具体的なエピソードを記述してください。(500文字
以下)
3. 「あなたらしさ」が伝わるエピソードや経験を自由に記述してください。(500文字以下)
ii. ポイント
1. 論理的に書くことが求められる。「なぜIBMなのか?」が分かるように競合に比べた際の強み等
を踏まえて書くことが重要。
2. 「求められる人物像」に当てはまるエピソードを用いて書く。 - Webテスト
i. 形式
1. 所要時間:一時間半
2. 会場:オンライン
ii. 種類
1. 玉手箱
2. (23卒以前は)オリジナルゲーム選考
iii. ポイント
1. 標準的な玉手箱。参考書を用いて事前に対策をしておけば通過できる。8割程度の得点率を目指
せば通過しているイメージ。 - GD
i. 形式
1. 人数:面接官2人、就活生5人
2. 所要時間:一時間半
3. 会場:オンライン
ii. お題
1. とある社会課題の原因と影響について、それが〇〇業界に与える影響と解決策を検討せよ
a. 10分間個人ワーク
b. その後30分間がグループワーク
c. 3分程度で発表
d. 議事録を作成し提出
iii. ポイント
1. 他者の発言を否定しない
a. どうしても必要な場合は、一度受け止めてから「より良い議論のためには」といった観点から
反論する。
2. MECEを意識し、論点を補う
a. 議論の抜け漏れに気づき、そこを補充するような発言をすると良い。 - 最終面接
人物面接がある。
i. 形式
1. 人数:面接官2人、就活生1人
2. 所要時間:45分
3. 会場:オンライン
ii. 人物面接質問
1. 自己紹介
2. 研究内容を詳細に
3. 新規性はあるか
4. 就活の軸は
5. どの業界を見ているか
6. コンサル志望理由
7. IT志望理由
8. Ibm志望理由
9. 将来5年後どんなコンサルタントになりたいか
10. どのような領域に携わりたいか
11. その領域でITで何をどのように変えられるのか
12. なぜそれをやりたいのか
13. 希望の部署に配属されなかった場合も大丈夫か
14. 今後のキャリアプランは
15. 学生時代に力を入れたこと
16. 今までで困難だったことエピソードを2つ
17. どんな困難か
18. どう乗り越えた
19. チームでの立ち振る舞い
20. 強み
21. 英語力はどのくらいか
22. 働く上で1番大切にしたいことは
23. コンサルタントとして必要だと思うスキルは
24. 良いコンサルタントとは
25. インターンでどのようなことに取り組んだか
a. インターン参加者の場合
26. 逆質問
iii. ポイント
1. 端的に伝わりやすいよう話す
a. 端的に話すが、自分の考え・良さ・熱意が伝わるように話す
2. IBMだからこそできることを話す
a. IBMならではの部分を企業研究で探し、そこと自分のやりたいことをマッチさせて話す
3. 逆質問では入社後を想定して質問する
a. 実際の働き方やリモートワークの割合、自分のやりたいことが本当にできるのかの確認など、
この辺を熱意を示しながら聞くと良い。
求められる人物像
- 多様な価値観を受け入れられるか
i. IBMは、多様性のない環境はビジネス的にリスクが大きいという理由から、グローバル企業として
多様性を大切にして、全社的に「人材の多様性はIBMの強みの源泉」と掲げているそう。 - 他者を尊重し助け合うことができるか
i. IBMにはお互いを尊重、助け合える組織風土がある。
企業情報
基本情報
- 資本金:1,053億円
- 従業員数:約15,000名
- 本社所在地:東京都中央区日本橋箱崎町19-21
業務内容
- ビジネスコンサルティングからITシステム導入・運用管理、アウトソーシングにわたるあらゆる局面で、世界中で蓄積した業界の専門知識や実践的な洞察、最先端のテクノロジーを活用し、企業変革を支援する
i. 特に自社製品に強みを持っており、その専門家の知見を生かしたコンサルティングが可能
ii. プロジェクトによっては海外のメンバーと協力して業務を遂行する
強み・特徴
- 経営に有効活用できる最新テクノロジーが社内にあること
i. ビックデータの統計分析ツールやIBMWatsonなど - IBM自体が変革を遂げてきた事業会社であること
i. IBMは元々メインフレーム事業を展開していたが、サービス事業にシフトしている。その過程で培
ったグローバル全体での大きなトランスフォーメーションの知見がある。 - R&Dに圧倒的な強みを持つ
i. IBMには3,000人を超えるリサーチャーが全世界に存在。過去の実績、持っている特許、見据えてい
る将来に対するビジョンも含め桁違いで、この分野において他の追随は許してない。 - 基礎研究への継続的な投資
i. 業界を変革するような技術を開発できた場合、圧倒的なプレゼンスを獲得できる - 徹底した社員の育成環境
i. Watsonを活用した学習プラットフォーム「Your Learning」を社内へも導入。社員の能動的かつ継
続的な学習を促す。 - 比較的穏やかな社風
i. インターン担当の社員・選考官全員が(誇張なし)穏やかな人だった。 - クラウドやソフトウェア開発に注力
i. インフラストラクチャー・サービス事業を分社化 → Kyndryl設立。 - AIを「Augmented Intelligence=拡張知能」と捉えている
i. AIを人間のサポートを目的に用いている
参考
- 日本IBM HP
https://www.ibm.com/jp-ja/about - ワンキャリア 日本IBM
https://www.onecareer.jp/companies/20/selection_point/2023/60